玄界灘にそそり立つようにそびえる迫力の奇岩が、芥屋の大門です。そのダイナミックな奇岩は福岡県を代表する観光スポットであり、国の天然記念物にも指定されています。

福岡県の唐津七ツ釜や兵庫県の玄武洞と並び、日本三大玄武洞と呼ばれることもありますが、中でも高さ64m、奥行き90m、間口10mにもなる洞内は日本最大規模を誇ります。

芥屋の大門のダイナミックな姿を見るためには海からの眺めがお勧めです。洞穴は海に面しているので、遊覧船に乗れば、芥屋の大門を正面から見ることができます。六角形や八角形の柱の岩が連なる光景は「柱状節理」とよばれる現象で、間近に見ると圧巻です。

玄界灘に面するこの糸島一帯は、遠浅で澄んだ海が広がる地域として有名です。最近では静養地として地域開発も手がけられており、芥屋の大門の近くにある芥屋海水浴場も夏になると多くの海水浴客で賑わいを見せます。

■ 基本情報
名称：芥屋の大門
住所：福岡県糸島市志摩芥屋
最寄駅：JR筑前前原駅（バス30分）
営業時間：いつでも見物可
料金：無料
定休日：なし
駐車場：周辺の駐車場を利用可

※詳しい情報はホームページでご確認ください。