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やちむんの故郷「壺屋」で陶芸体験

やちむん陶芸体験

沖縄県那覇市
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壺屋界隈では、伝統的なやちむんの陶芸体験を気軽に楽しむことができます。「やちむん」とは沖縄の方言で「焼き物」のことです。

沖縄では、海外交易が盛んだった14世紀から16世紀にかけて中国や南方諸国の陶磁器が多く輸入されました。またその際、南蛮焼の技術も広く伝えられ、今日の陶芸文化のきっかけとなっています。

以降、やちむんは600年という長い歴史を持つ沖縄の伝統工芸の一つ。ここ壺屋の町はその中心的な窯場のひとつで、この土地で作られたやちむんは「壺屋焼」と呼ばれています。

また近年はモダンでデザイン性にすぐれたものも数多く生まれており、おしゃれな沖縄土産品としても人気を博しています。

個性的なテーブルウエアとして、気の利いたおみやげとして人気のやちむん。お買い物での購入はもちろんですが、この壺屋では「陶芸体験」もオススメです。

体験と言えば「マリンアクティビティ」に目が向きがちですが、このやちむん体験も実は密かなブームを呼んでいます。

壺屋には、やちむんの作陶ができる体験施設が点在しており、屋内施設のため、天候や季節に左右されません。冬のシーズンや梅雨、台風シーズンでの沖縄旅行なら、要チェックです。手びねりやロクロ、絵付け、立体的で勇壮なシーサー作りも体験できます。

体験の中でも特に人気なのがシーサー作り。工房によってスタンダードな立シーサー、表情豊かな面シーサー、使い勝手のよい皿シーサーなどいろいろな形に挑戦できます。2時間のほどの体験ですが、先生がしっかりフォローしてくれるので、陶芸が初めての方や子供でも安心です。

本格的なロクロを使ったカップや茶碗作りも時間がない方にはおすすめです。こちらは30〜60分の短い時間で作れるので、旅の合間にふらりと体験できるのがメリットです。

また、3つ目の絵付け体験。こちらはあらかじめ用意されたお皿に好きな絵や文字を描く内容です。お皿に壺屋焼伝統の釉薬を使って、筆で絵や文字をのせていきます。

沖縄のシンボルで守り神であるシーサーや、柔らかな風合いが器。観光としてお気に入りをお店で探すのも楽しいですが、自分で作れば、また違った楽しさ、思い出づくりに繋がりますね。


■ 基本情報
名称:やちむん陶芸体験
起源:14世紀〜16世紀
エリア:壺屋やちむん通り
開催時期:通年開催
参加費用:1名3,000円〜(目安)

■ 体験内容
・シーサー作り(約2時間)
・器&コップづくり(約1時間)
・絵付け体験(約1時間)

■ ゆかりのある地域
壺屋界隈(沖縄県那覇市)

※上記の費用は目安となります。
 詳しい内容はウェブでご確認ください。

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タビング編集部

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