2階展示パネル 〜斜面に形成された舌状リーブ〜
雲仙お山の情報館
長崎県雲仙市
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雲仙普賢岳の噴火やそれによる災害の歴史をご紹介しています。
■ 1991年11月15日「斜面に形成された舌状リーブ」
1日に40万㎡という大量のマグマ供給で、溶岩ドームは火口から溢れ、東斜面に垂れ下がるように成長
を始めました。このような斜面に成長する形状を、半溶岩流(舌状ローブ)と呼んでいます。
ローブは長くて数百メートルに達すると噴出孔を替えて別の場所からも噴出を始めました。この第4ローブは、9月中旬からほぼ3ヶ月間で400mの長さに成長し停止しました。
写真の右側には、江戸時代である1663年に噴出した古焼溶岩流も見えます。その中の丸いくぼみが、溶岩トンネルの天井が落ちてできた鳩穴になります。