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ミソサザイ
雲仙
長崎県雲仙市
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全長約10cm小型の鳥。岩のすき間や洞穴の入口などにコケ類で営巣し繁殖。
・おもな特徴
上面は全体的にこげ茶色、下面は灰褐色である。
夏季は高い山地の断崖や洞穴などのある林に住み、岩のすき間や洞穴の入口付近などにコケ類で営巣し繁殖する。冬季はおもに低地にすみ、住宅地周辺まで出現する。
・本地域等における分布
県内には繁殖地は少なく、低地には冬鳥として渡来しているようである。本地域では、昭和40年代末頃から、普賢岳山頂近くの霧氷沢付近の岩場で繁殖するものが観察され、その後、風穴、鬼人谷付近へ繁殖地が広がり、昭和53年頃からアザミ谷で繁殖するようになり、昭和56年頃から妙見岳周辺に広がり、その後九千部岳でも観察され、約10年間で中央山地一帯に広がっている。