スズメより小型。雌雄同色。上面は緑褐色で、眉斑は黄白色。下面は灰白色。一部の高い山地で繁殖する。春秋の渡り時期には各地の低山地にも渡来。
・おもな特徴
　全長約12cm、夏鳥として渡来する、山地の森林に生息し、おもに地上付近に営巣する。
・本地域等における分布
　県内では、一部の高い山地で繁殖する。春秋の渡り時期には各地の低山地にも渡来し、特に秋の渡りの9、10月頃は、住宅地周辺の林や庭園樹にも小群で飛来することがある。
本地域では、春の渡りの時期には山麓付近にも渡来するが繁殖するものは、おもに中腹付近以上で、中央山地付近には多い。秋の渡りの時期には、北方で繁殖したと思われるものが、山麓付近の各所に小群で一時渡来しているものを見かける。