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松島に浮かぶ 東北最古の桃山建築
五大堂
宮城県松島町
閲覧数:19回
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松島の中心部。赤いすかし橋でつながる島に立つのが「五大堂(ごだいどう)」です。
西暦807年、奥州遠征に赴いた坂上田村麻呂が、この地に毘沙門堂を建てたのが始まりとされています。
のちに慈覚大師 円仁も、瑞巌寺の前身となる延福寺の建立にあわせ、5体の明王像を納めました。
このとき安置した五大明王の縁から、お堂も「五大堂」と呼ばれるようになります。
現在の建物はそれから800年後。1604年に伊達政宗公が再建したものとなります。紀州から招いた名工たちが建築の粋を尽くして築きあげた東北最古の桃山建築です。
五大堂を訪れる際にわたる「すかし橋」もその名の通り、橋げたの隙間から海が見える橋として知られています。
これは、五大堂を参拝する人々に足元を見させて、気を引き締めるのが狙いだった…とも伝えられています。
■ 基本情報
名称:五大堂
住所:宮城県宮城郡松島町松島字町内111
最寄駅:JR仙石線 松島海岸駅(徒歩8分)
営業時間:8:00~17:00(目安)
料金:無料
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用
※詳しい情報はホームページでご確認ください。