親富孝通り（おやふこうどおり）は、飲食店や娯楽施設が並ぶ、福岡天神を代表する繁華街です。

もともとこの通りは1970年代、予備校が数多く立ち並ぶ場所でした。予備校に通う浪人生が多く行き交い、予備校生活を送っていたことから「親不孝」と呼ばれるようになります。

その後、予備校生向けの飲食店やゲームセンターが立ち並らんだ繁華街にはバブル期に入り、クラブが次々にオープンしリッチな女子大生やOLなどが集まるようになります。

90年代には若者が集まる夜の街へと変貌を遂げました。そのため、浪人生として苦労をかける親不孝の意味から、親の脛をかじり、夜遅くまで青春を謳歌する若者のことを指すようになった言われています。

現在の親富孝通りはバブル期の面影も失せ、シルバー世代にも楽しんでもらえるような街作りが行なわれています。華やかなでありながら、安全で活気に満ちた街は次第にイメージも一新されていきました。

こうした街の変化を踏まえ、平成12年には親不孝の文字を、縁起の良いものに改めてました。

■ 基本情報
名称：親富孝通り
住所：福岡県福岡市中央区舞鶴
最寄駅：天神駅（徒歩10分）
営業時間：いつでも散策可
料金：無料
定休日：なし
駐車場：周辺の駐車場を利用可

※詳しい情報はホームページでご確認ください。