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桃山様式の粋を尽した国宝建築物
瑞巌寺
宮城県松島町
閲覧数:171回
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日本三景の一つ、松島を代表する寺院が瑞巌寺です。松島にある寺…ということから、古くは松島寺(まつしまでら)とも呼ばれていました。
その歴史は古く、平安時代、天台宗 円仁によって創建された延福寺が起源となります。江戸時代に入ると、伊達政宗によって瑞巌寺として再建され、桃山様式の美しい本殿が築かれました。
本堂と庫裡を設けた「禅宗伽藍(ぜんしゅうがらん)」と呼ばれる配置で京都の名工たちによって作られています。その内部は桃山様式の粋を尽した傑作で、豪華絢爛な彫刻や襖絵は目を奪われるばかりです。
現在、国宝にも指定される本殿は江戸時代当時のものが現存する貴重な建造物です。
一方、境内に目をむければ、伊達政宗によって植えられた「2本の梅の木」も見どころとなります。この梅は政宗が朝鮮出兵から引き上げる際、甲冑を鉢にして朝鮮から持ち帰った梅と言われています。
紅白の梅の木は「独眼竜」の異名をもつ伊達政宗にちなみ、「臥龍梅(がりゅうばい)」と呼ばれています。
春、開花時期を迎えると400年前と変わらない甘い香りが境内に漂い、多く参拝者を出迎えています。
■ 基本情報
名称:瑞巌寺
住所:宮城県宮城郡松島町松島字町内91
最寄駅:JR仙石線 松島海岸駅(徒歩5分)
営業時間:8:00~16:00
(時期により閉門時間変更)
拝観料:(下記の通り)
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用(有料)
■ 拝観料
大人 :700円
小中学生:400円
※詳しい情報はホームページでご確認ください。