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水上交通としての歴史と風情
阿武隈ライン
宮城県丸森町
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福島から宮城にかけて流れる阿武隈川はかつて、人や荷物を運ぶための重要な交通路でした。
そんな水上交通として歴史を現在に伝えるため、行われているのが「阿武隈ライン」の舟下りです。
片道4㎞、約1時間の船旅では、四季折々に変化する風光明媚な渓谷の景色を楽しむことができます。
春から夏にかけて新緑。秋には紅葉、そして冬はこたつに入って雪景色と、風情ある川下りを満喫できるのが魅力です。
舟下りの途中、ちょうど折り返し地点では、川の自然な力を利用して噴き出す噴水を見ることができます。
これは「弘法の噴水」と呼ばれるスポットで、吹き出す水には弘法大師にまつわる逸話が伝えられています。
その昔、この地域で日照りが続き、村人が水に困ったそうです。そんな中、旅の途中で通りかかった弘法大師が杖で岩をひと突きすると、
岩間から水が噴き出し、困窮する村人たちを救ったそうです。
それ以降、この岩からは水が噴き出しつづけ、阿武隈川の景勝地にもなったと言われています。
■ 基本情報
名称:阿武隈ライン
住所:宮城県伊具郡丸森町字下滝12
最寄駅:阿武隈急行 丸森駅(バス2分)
営業時間:8:30~17:00
料金:(下記の通り)
定休日:なし(原則)
駐車場:周辺の駐車場を利用
■ 乗船料金(あぶくま駅コース/11km)
大人:2,200円
小人:1,100円
※詳しい情報はホームページでご確認ください。