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鶴ヶ岡城 命名の歴史
鶴岡公園(鶴ケ岡城址)
山形県鶴岡市
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鶴岡市の中心に位置する広大な平城跡が、鶴ヶ岡城跡です。地元の人たちからは「鶴岡公園」という名前でも親しまれています。
鎌倉時代、この地の領主だった大泉氏によって「大宝寺城」が築城されたのが、鶴ヶ岡城の前身となります。
城には土塁が多く使われており、一般的に見られる石垣は、主要な建物部分だけに組まれていたそうです。
戦国時代以降、武藤氏、上杉氏、最上氏とたびたび城主が代わり、長期で利用されたのは江戸幕府の譜代大名、酒井忠勝が入城してからになります。
この城に「鶴ヶ岡城」という名前が付けられたのは、近隣、酒田市にあった「亀ヶ崎城」が大きく関係しています。
1603年、この町の浜辺に大きな亀が打ち上がったことを祝い、東禅寺城(とうぜんじじょう)が「亀ヶ崎城」と名前を改めました。
この「亀」という字がついた城にあわせて、大宝寺城も「鶴ヶ岡城」に改名されたのだそうです。
現在、城の跡地でもある「鶴岡公園」は桜の名所として知られており、ソメイヨシノを始めとする730本の桜が咲き誇ります。
開花シーズン、一帯に広がる美しい光景は「さくら名所100選」にも選ばれる名勝です。
■ 基本情報
名称:鶴岡公園(鶴ケ岡城址)
住所:山形県鶴岡市馬場町4
最寄駅:JR鶴岡駅(バス10分)
営業時間:なし(散策自由)
料金:無料
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用
※詳しい情報はホームページでご確認ください。