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莫大な維持費を要した東北最大の城
山形城跡(霞城)
山形県山形市
閲覧数:61回
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面積、235万平方メートル。日本で5番目の広さを誇る城として知られているのが、山形城です。
東北地方最大の城でもありますが、江戸時代中期には、城を維持するのが難しくなるほどの規模だったといわれています。
そのため、幕末になると本丸は更地に。また三の丸の西半分は、田畑に利用されるという運命を辿りました。
山形城の歴史ですが、南北朝時代、この地を治めた斯波兼頼(しばかねより)によって築かれた居城が前身となります。
戦国時代、直江兼続 率いる上杉軍が山形に攻め入った際、城下町の西で霞が発生し、上杉軍の陣地から城を隠した…と伝えられています。
この逸話から山形城は、霞(かすみ)の城と書く「かじょう」の別名で親しまれています。
関ヶ原の戦いが終わると、功績を得た藩主 最上義光によって本格的な城の増築が行われます。
戦後、国の史跡に指定された山形城は霞城公園として整備され、桜の名所としても有名です。
当時の資料を元に復元工事が進められる敷地では、無数のソメイヨシノが美しく咲き誇ります。
■ 基本情報
名称:山形城跡(霞城)
住所:山形県山形市霞城町1
最寄駅:JR山形駅(徒歩10分)
営業時間:5:00~22:00(東大手門・北門の門限)
※公園はいつでも散策可能
料金:無料
定休日:なし(原則)
駐車場:施設の駐車場を利用
■ 参考情報
築城:1357年
指定:国の史跡
※詳しい情報はホームページでご確認ください。