鶴岡カトリック教会天主堂の画像
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明治ロマネスク様式の傑作

鶴岡カトリック教会天主堂

山形県鶴岡市
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白亜の外観に赤い屋根を特徴とした聖堂が、鶴岡カトリック教会です。明治36年、フランス人のダリベル神父の寄付によって建てられた教会になります。

旧庄内藩の家老、末松家の屋敷跡地に建てられた教会であることから、武家屋敷の門がそのままに残されている一風変わった教会でもあります。

設計を手掛けたのは、宣教師でありながら佐渡の両津教会や京都の旧聖ザビエル教会を考案した、パピノ神父です。

国内でも早い時期に造られた教会は明治ロマネスク様式の傑作としても名高く、国の重要文化財に指定されています。

また秀麗な外観とは対照的に、靴を脱いで上がるお堂のような風情を持っており、西洋と日本文化が融合した明治初期を象徴する教会として親しまれています。

聖堂に入ると、副祭壇に黒いマリア像が安置されていることに気づくでしょう。これはフランスのデリヴランド修道院から贈られたもので、日本に唯一存在する黒いマリア様です。

また、窓にはステンドグラスにかわって、絵を描いた透明な紙をガラスで挟んだ「絵窓」と呼ばれるものが使用されており、来館者の注目を集めています。


■ 基本情報
名称:鶴岡カトリック教会天主堂
住所:山形県鶴岡市馬場町7-19
最寄駅・IC:JR鶴岡駅(バス10分)
営業時間:8:00〜17:00(10月〜3月)
     8:00〜18:00(4月〜9月)
料金:見学無料
定休日:なし(不定休あり)
駐車場:周辺の駐車場を利用

■ 詳細
建物が国の重要文化財に指定されています。
※詳しい情報はホームページでご確認ください。

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