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江戸時代 国内最大規模の藩校
会津藩校日新館
福島県会津若松市
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江戸時代。会津藩士の子供たちを教育するため作られた学校が、日新館(にっしんかん)です。
当時、こうした学校のことを「藩校」と呼んでおり、日新館は1803年、藩の御用商人の寄付によって会津若松城の西側に建てられました。
敷地には現在のプールにあたる水練場や天文台まで備えており、完成した当時、国内最大規模の藩校だったといわれています。
会津の上級藩士の子供たちは10歳になると、この日新館に入学して勉学に励んでいたそうです。
優秀な生徒には大学への進学や江戸への遊学も許しており、教育への並々ならぬ投資や実績は、数ある学校の中でもトップクラスだったと言われています。
実際に日新館からは新島八重をはじめとして、幕末や明治以降に活躍する偉人を数多く輩出しました。
江戸時代に建てられた校舎は残念ながら、戊辰戦争の際に消失しており、現在の建物は昭和62年に復元されたものになります。
会津藩の精神を伝える施設には日本最古といわれる水練場も残されており、当時の面影を見てとることができます。
■ 基本情報
名称:会津藩校日新館
住所:福島県会津若松市河東町南高野高塚山10
最寄駅・IC:JR磐越西線 広田駅(車5分)
営業時間:9:00~17:00(受付16:00迄)
料金:(下記の通り)
定休日:なし(原則)
駐車場:周辺の駐車場を利用
■ 詳細
大人 :620円
高校生:500円
中学生:500円
小学生:450円
※詳しい情報はホームページでご確認ください。