東北地方を代表する平山城
鶴ヶ城(若松城)
閲覧数:35回
東北地方を代表する平山城として、多くの観光客を引きつけているのが、会津若松城です。
地元では鶴に似たような美しい城の姿から「鶴ヶ城」の名前でも親しまれています。
南北朝時代の1384年。領主だった蘆名直盛(あしな なおもり)によって、東黒川館が建造されたのが若松城の始まりとされています。
戦国時代から江戸時代にかけて、城下町が整備されると町の名前は「若松」と改められました。またこの頃、望楼型の天守が造営された城も、名を「鶴ヶ城」と改めています。
幕末、戊辰戦争の際には会津戦争の舞台にもなりました。その際、会津軍は新政府の猛攻撃を受け続けながら、一ヵ月もこの城で籠城を続けたと言われています。
薩摩藩の援軍つけた新政府をもってしても、ついに城が落ちることはなく、「松平家 難攻不落の城」として後世にその名を残すことになりました。
明治7年、石垣を残してすべて取り壊された鶴ヶ城でしたが、昭和40年に多くの住民による寄付によって再建を果たします。
平成23年にはさらに、黒瓦だった天守の屋根を幕末時代の赤色へと復元し、今日のような美しい城郭を讃えるようになりました。
そんな若松城の最上階に位置する天守閣からは白虎隊の自刃で有名な飯盛山や磐梯山を一望することができ、絶景スポットとしても人気を集めています。
■ 基本情報
名称:鶴ヶ城(若松城)
住所:福島県会津若松市追手町1-1
最寄駅:JR会津若松駅(バス10分)
営業時間:8:30~17:00
(入城受付は16:30終了)
料金:(下記の通り)
定休日:なし(原則)
駐車場:周辺の駐車場を利用
■ 天守閣 入城料金
大人:410円(高校生以上)
子供:150円(小学生以上)
※鶴ヶ城公園は入園は無料です。
※詳しい情報はホームページでご確認ください。