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湯治場として賑わった会津の奥座敷
東山温泉
福島県 会津若松市
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山形県の上山温泉、湯野浜温泉と並び、「奥羽三楽郷(おううさんらくごう)」の1つに数えられるのが、ここ東山温泉です。
穏やかな硫酸塩泉の泉質は、リウマチや慢性皮膚病などに効能があるといわれています。
東山温泉は平安時代の8世紀後半、行基によって発見されたと伝えられています。この地を訪れた行基が三本足の鳥に導かれて山中を歩いていると、この湯の源泉を見つけたそうです。
以降、江戸時代には湯治場として賑わい、会津若松の奥座敷として多くの湯治客が訪れました。
会津民謡の1つ「会津磐梯山」では、朝寝、朝酒、朝湯をしすぎて、身を滅ぼした小原庄助という人物が登場します。
この庄助を心底魅了した朝湯とは東山温泉のことを指すといわれており、古くから、多くの湯治客の引きつけてやまなかったことがわかります。
温泉街には、会津藩松平家の別荘が前身となる旅館「新滝(しんたき)」や、新撰組 土方歳三が傷を癒したという名湯の宿「不動滝(ふどうたき)」があり、温泉街の長い歴史とともに注目を集めています。
■ 基本情報
名称:東山温泉
住所:福島県会津若松市東山町大字湯本
最寄駅:JR会津若松駅(バス15分)
営業時間:なし(温泉街は散策自由)
料金:散策無料
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用(有料)
■ 日帰り湯情報
日帰り湯施設:12軒前後
料金:大人500円〜1500円
営業時間:12:00〜18:00(目安)
※東山温泉の日帰り湯は、施設によって料金と営業時間が大きく異なります。詳しい情報はホームページでご確認ください。