樹齢 千年を超えるベニシダレザクラ
三春滝桜
福島県 三春町
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岐阜県の淡墨桜(うすずみざくら)、山梨県の神代桜(じんだいざくら)と並び、日本三大巨桜(にほんさんだいきょざくら)に数えられるのが、この「三春滝桜」です。
地元では「三春」という呼び名を付けずに「滝桜」とだけ呼ばれることもあります。高さ12メートル、枝葉の広がりは直径20メートルを超え、雄大かつ華麗な桜は訪れた人々の目を釘付けにしています。
樹齢1000年を超えるベニシダレザクラの老木は、開花した枝垂れがまるで流れ落ちる滝ように見えることから、三春滝桜と呼ばれるようになったそうです。
全国の桜の名所を順位づけした「桜の名所ランキング」では、毎年トップスリーの常連になるほど、際立った美しさで知られています。
こうした品種の良さも影響し、全国にはこの桜の子孫となる木々も多数存在します。ちなみに東京都にある赤坂サカスの名物となる桜も、平成20年にこの三春滝桜の子孫を植樹したものです。
4月中旬から下旬にかけて、この町ではいたる所で花見を楽しむことができ、町全体が桜の名所となります。
名水に恵まれた地元のお酒とともに、美しい桜を愛でながら花見酒に浸ってみるのもいいでしょう。
■ 基本情報
名称:三春滝桜
住所:福島県田村郡三春町大字滝字桜久保296
最寄駅:JR磐越東線 三春駅(バス20分)
営業時間:なし
料金: 300円(高校生以上)
定休日:なし(桜の見頃は 4月中旬~下旬)
駐車場:周辺の駐車場を利用
■ 参考情報
天然記念物(国指定)
樹木種:ベニシダレザクラ
樹齢:1000年(推定)
※詳しい情報はホームページでご確認ください。