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農民の生活を救ったハリコ達磨
少林山達磨寺
群馬県高崎市
閲覧数:125回
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少林山達磨寺は、選挙事務所などに置かれる赤い円形の張り子ダルマを作った寺として知られています。
寺に安置されている達磨大師の坐像は、江戸時代の大洪水で流れ着いた香りの良い香木から作られたと言われています。
そんな時代、当時の和尚が飢饉に苦しんでいた農民の副業としてだるま作りを教え、正月に販売させ、農民の生活を救ったと言われています。
当初は繭のような縦長の形をしていましたが、時代と共に現在の円形の達磨に改良されました。
現在も1月6日と7日には「七草大祭だるま市」が開催され、だるまの展示販売が行われています。達磨寺が取り扱う張り子達磨は、年間で120万個も販売されているそうです。
達磨に向かって右目だけに墨を入れる習慣は、当時の養蚕農家が「良い絹が作れるように」と願をかけて右目だけを塗ったのが始まりと言われています。
■ 基本情報
名称:少林山達磨寺
住所:群馬県高崎市鼻高町296
最寄駅:JR高崎駅(バス25分)
営業時間:いつでも参拝可
料金:無料
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用
■ 参考情報
毎年1月上旬に「七草大祭だるま市」が開催されています。
※詳しい情報はホームページでご確認ください。