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近代まで銅生産を支えた山々
足尾銅山
栃木県日光市
閲覧数:45回
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20世紀初頭、日本国内で産出される銅のうち、4分の1を担ったのが足尾銅山と言われています。
現在は閉山されていますが、足尾銅山観光として当時の様子が再現されています。足尾銅山の歴史は古く、1550年に発見され、江戸時代に入ると本格的に採掘が始まりました。
開山当初、年間1200トンもの銅が採掘され、当時使われていた寛永通宝の鋳造にも利用されていました。
足尾銅山で作られた貨幣の裏側には「足」と記載されたことから「足字銭」とも呼ばれていたと言われています。長い期間、採掘された結果、坑道の総延長は1,234kmを超え、東京から博多間に匹敵する長さになりました。
明治初頭には銅の採掘量は減ってしまったものの、新しい鉱脈が見つかり再び日本一の銅山となります。
その反面、足尾銅山の地域に住む人々は公害に悩まされたりもしました。そんな足尾銅山の歴史は敷地内の学習施設でも学ぶことができます。
当時の光景を再現した700メートルの坑内をトロッコ電車に乗りながら、詳しい仕組みや歴史を知ることができます。
■ 基本情報
名称:足尾銅山
住所:栃木県日光市足尾町通洞9-2
最寄駅:わたらせ渓谷鐵道 通洞駅(徒歩5分)
営業時間:9:00~17:00(トロッコは16:15迄)
料金:(下記の通り)
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用
■ 詳細
大人 :830円
高校生:830円
中学生:410円
小学生:410円
※詳しい情報はホームページでご確認ください。