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文武両道の原点となる将軍家の藩校
旧弘道館
茨城県水戸市
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江戸後期、1841年に水戸藩の大学ともいえる藩校として作られたのが旧弘道館です。
水戸藩第9代目藩主、徳川斉昭により水戸城内に作られ、文武両道を教育方針とし、馬術や剣道以外にも科学や学問などを学ぶ場所でもありました。
当時、他の藩校で一般的に学ばれていた人文学や社会科学だけでなく、医学や天文学も学ぶことができたという点で先進的な藩校だったと言われています。
藩校は現在の大学という位置づけに近い存在ですが、旧弘道館では「学問は一生」という考えから卒業という概念がなく、子供から老人までが集まっていました。
旧弘道館が文武鍛錬を目的として運営されていたのに対し、同じ徳川斉昭により作られた偕楽園は、心身保養の場として作られているため、両者を比較して訪れてみるのも良いでしょう。
■ 基本情報
名称:旧弘道館
住所:茨城県水戸市三の丸1-6-29
最寄駅:JR常磐線 水戸駅(徒歩7分)
営業時間:9:00〜17:00(冬季は16:30終了)
料金:(下記の通り)
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用
■ 入館料
大人:400円
子供:200円(小・中学生)
※詳しい情報はホームページでご確認ください。