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海の難所を救う特別な洋式灯台
犬吠埼灯台
千葉県銚子市
閲覧数:31回
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犬吠埼灯台は明治7年にイギリスの灯台技師、リチャード・ヘンリー・ブラントンの設計のもと造られた灯台です。
当時、重要とされる灯台は「江戸条約」や「大阪条約」のもと管理されることが多かったのですが、その条約に当らない犬吠埼灯台も例外的に特別な扱いを受けていました。それは、この付近一帯に小島や岩礁が多く、海の難所と言われていたことも関係しています。
条約にかかる他の灯台を比べ、決して古い洋式灯台ではありませんが、保存状態がよいことから歴史的文化財としての評価が高く、平成22年には国の登録有形文化財にも登録されています。
灯台の高さは31.3メートルと煉瓦製の建造物の中では日本2位の高さを誇っています。
現在の犬吠埼灯台は、昭和9年に開園された水郷筑波国定公園内に位置しています。
ここからは筑波山や加波山などの様々な景勝地を臨むことができ、また園内にも水生植物が数多く植えられていることから、観光客にも人気のスポットとなっています。初夏に訪れると、美しく咲くハナショウブを観ることもできます。
■ 基本情報
名称:犬吠埼灯台
住所:千葉県銚子市犬吠埼9576
最寄駅:銚子電鉄 犬吠駅(徒歩7分)
営業時間:8:30~17:00(冬季は16:00迄)
料金:(下記の通り)
定休日:なし(原則)
駐車場:周辺の駐車場を利用
■ 詳細(寄付金として)
一般:300円
子供:無料(小学生以下)
※詳しい情報はホームページでご確認ください。