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平治の乱を弔う紫陽花寺
明月院(紫陽花寺)
神奈川県鎌倉市
閲覧数:77回
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鎌倉にある寺なので歴史は鎌倉時代にさかのぼると思われがちな妙月院ですが、実は歴史が大変古く平安時代にまで遡ります。
平治の乱で戦死した人間を菩提する場所として、当時この場所に明月庵が作られました。
鎌倉時代には北条時頼により、近くに建長寺が建てられると、明月庵を拡大する形で北条時宗が禅興寺を建立します。
明月院に現在も北条時頼の墓がある所以です。
その後、室町時代に入ると足利氏満によって善興寺の塔頭として明月院が作られ、今日に至ります。
現在はアジサイ寺として知られており、6月から7月初旬にかけて明月院ブルーと呼ばれるヒメアジサイが美しく咲き乱れます。アジサイの色が統一されている点が非常に珍しいと言われています。
境内にある岩に穴を掘り作られた墓、「やぐら」は鎌倉一の規模を誇ると言われていますので、そちらもぜひ観てみるといいでしょう。
■ 基本情報
名称:明月院(紫陽花寺)
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内189
最寄駅:JR北鎌倉駅(徒歩10分)
営業時間:9:00〜16:00(6月は17時閉門)
拝観料:500円(子供 300円)
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用(有料)
■ 備考
紫陽花の見頃は「6月中旬」です。
※詳しい情報はホームページでご確認ください。