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富士山の雪解け水がもたらす水源地
忍野八海
山梨県忍野村
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富士山の雪解け水が地中に染み込み、20年の歳月をかけて8つの泉に湧き出す。その神秘的な光景を観ることができるのが、忍野八海(おしのはっかい)です。
八海という名前は、富士登山の際に「八海めぐり」をすることから付けられたと言われており、8つの池には「八大竜王」と呼ばれる守護神が祀られています。
8つの池の中で最大面積を誇るのが、面積1,467平方メートルの出口池です。また湧池(わくいけ)は、面積こそ大きくありませんが八海最大の湧水量で周辺住民の飲料水としても利用されています。
他にも鏡池や菖蒲池、御釜池、底抜池(などがあり、地域一帯の水資源の豊かさを物語っています。昭和9年には国の天然記念物に指定され、県の新富嶽百景にも選定されました。
また忍野八海から富士山が見え、その富士山を「忍野富士」とも呼ぶことから、平成25年には「富士山−信仰の対象と芸術の源泉」の一部として世界遺産にも登録されています。
■ 基本情報
名称:忍野八海
住所:山梨県南都留郡忍野村忍草
最寄駅:富士急行 富士山駅(バス利用)
営業時間:なし(見学自由)
料金:無料(底抜池は有料)
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用
※詳しい情報はホームページでご確認ください。