白米の千枚田の画像
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なだれ落ちるような田園の風景

白米の千枚田

石川県輪島市
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能登半島の北部。輪島市を抜け、国道249号線を北へと進むと、美しい棚田を目にすることができます。

日本海に向かって、水田がなだれ落ちるような広がる「白米千枚田(しろよねせんまいだ)」です。

水田の数が多いことから「千枚田」と呼ばれたという説もありますが、最も小さい田んぼの面積が0.2平方メートルと「狭い田」が重なるという意味から、千枚田と名付けられた説も伝えられています。

このような千枚田が築かれた背景には、白米地域独特の気候と土壌が関係しています。

海岸線が崖のように切り立っている白米地区では、度々起こる地すべりに住民は悩まされていました。

そこで地すべりが起きないように、土手を低く斜面を何段にも分けて田畑を作った結果、このように細かい千枚田が出来上がったそうです。

平成13年には国の名勝に指定され、平成23年には国連食糧機関によって世界農業遺産のシンボルにもなっています。

ちなみに2006年、当時の首相だった小泉純一郎がこの地を訪れた際「絶景だよ、絶景」と称賛したことから、マスコミにも注目されるようになり、その名言から収穫されたコシヒカリに「絶景千枚田」という商品名が付けられました。


■ 基本情報
名称:白米の千枚田
住所:石川県輪島市白米町
最寄駅:のと鉄道 穴水駅(バス30分)
営業時間:いつでも散策可
料金:無料
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用

※詳しい情報はホームページでご確認ください。

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