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世界に数ヵ所しかない希少な岸壁
東尋坊
福井県坂井市
閲覧数:55回
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柱のような細長い岩が束になって壁や崖を作る現象を「柱状節理」といいます。ここ東尋坊は越前加賀海岸国定公園に位置し、高さ約25メートルの柱状節理が広がる名勝地として有名です。
1200万年から1300万年前の火山活動によって流れ出たマグマが冷えて固まり、日本海の荒波により浸食を受け、出来上がったものとされています。
これほど大規模な柱状節理は、世界にも3ヶ所にしかなく、非常に希少な地質であることから国の天然記念物にも指定されています。
東尋坊の地名ですが、この崖から突き落とされた平泉寺の僧侶「東尋坊」の名前に由来すると言われています。
酒乱で怪力だった東尋坊は悪事を尽くしていたため、1182年に恋敵であった僧「真柄覚念(まがらかくねん)」や仲間らによって突き落とされたという伝説が残されています。
高くそびえる岩壁に、日本海の荒波が打ち寄せる姿は非常に雄大です。遊覧船を利用すれば、周辺のライオン岩、ろうそく岩など自然の景勝と共に近くで楽しむことができます。
■ 基本情報
名称:東尋坊
住所:福井県坂井市三国町安島
最寄駅:JR北陸本線 芦原温泉駅(バス40分)
営業時間:なし(いつでも散策可)
料金:無料
定休日:なし
駐車場:敷地内の駐車場を利用可
※詳しい情報はホームページでご確認ください。