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水の森と湧水が育む滝
瓜割の滝
福井県 若狭町
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真言宗の寺院として平安時代前期に建てられた「天徳寺」。その境内には「水の森」の名前で知られる修行の地があります。
その森には湧水から生じた滝である「瓜破の滝」があり、かつては朝廷のために雨乞いを行う祈祷所だったとされています。
湧水が作り出す滝は、水温が一年を通して約11℃と夏でも冷たいため、滝で瓜を冷やしたところ、自然に割れたという伝説が残されています。
昭和60年には「名水百選」に選ばれ、その純度が高さとミネラル成分の多さから、現在も愛飲する人が多いといわれています。また、名水百選のなかでもトップクラスの「保存可能期間」を誇ることでも有名です。
滝が落ちる滝つぼには赤い模様が見えますが、これは日本では珍しい「ヒルデンブリンチアリブラリス」と呼ばれる紅藻類になります。
■ 基本情報
名称:瓜割の滝
住所:福井県三方上中郡若狭町天徳寺37-1-3
最寄駅:JR小浜線 上中駅(徒歩15分)
営業時間:なし(散策自由)
料金:無料
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用
※詳しい情報はホームページでご確認ください。