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越前漆器の歴史と未来を学べる拠点

越前漆器伝統産業会館(うるしの里会館)

福井県 鯖江市
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越前漆器の歴史と文化を、体験しながら学べるのが「越前漆器伝統産業会館」です。

越前漆器の起源は約1500年前に遡ります。古墳時代の末期にあたる6世紀、当時の継体天皇が壊れた冠の修理をこの地の塗師に命じました。すると塗師は冠を漆で修復し、黒塗りの漆の椀と共に、天皇へ献上します。その見事な出来栄えに継体天皇は感動し、この地で漆器作りを奨励するようになったと言われています。

資料館では、そんな歴史を綴った文献や柿渋づくりの道具、現代漆器などが展示され、越前漆器の新しい取り組みについても学ぶことができます。

また、漆器制作体験もでき、職人の指導を受けながら、絵付けや拭き漆などを体験することができます。別棟にある職人工房では、地元の伝統工芸士が実際に作業している光景を見学することも可能です。

越前漆器の歴史を学んだ後はぜひ越前漆器を使ってみてください。館内にある喫茶「椀椀」では、オリジナルデザインの漆の器で軽食を楽しむことができます。


■ 基本情報
名称:越前漆器伝統産業会館(うるしの里会館)
住所:福井県鯖江市西袋町40-1-2
最寄駅:JR北陸本線 鯖江駅(バス20分)
営業時間:9:00〜17:00
料金:入館無料
定休日:毎月第4火曜日
駐車場:施設の駐車場を利用可

※詳しい情報はホームページでご確認ください。

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