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日本で現存する唯一の陣屋
高山陣屋
岐阜県高山市
閲覧数:54回
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江戸幕府が直轄領を管理するために設置した代官所は、当時「陣屋」と呼ばれていました。
飛騨高山にある「高山陣屋」はもともと飛騨高山藩主の下屋敷として使用されていたのですが、1692年、幕府の直轄領になると代官所として管理されました。
明治時代からは岐阜県の庁舎など公共機関の事務所としても利用されています。近年、役所としての役割を終えた高山陣屋は日本で現存する唯一の陣屋として、平成8年に国の重要文化財に指定されました。
飛騨が雪国であることから、降り積もる雪にも耐える熨斗葺(のしぶき)、柿葺(こけらびき)、石置長榑葺(いしおきながくれぶき)など、板屋根が覆われているのが特徴です。
現在は歴史資料館として一般公開されており、高山の中心的な観光スポットとなっています。また、陣屋前では毎日「陣屋朝市」と呼ばれる朝市が開かれおり、観光客だけでなく地元の人間にも馴染みの深い建物となっています。
■ 基本情報
名称:高山陣屋
住所:岐阜県高山市八軒町1-5
最寄駅:JR高山本線 高山駅(徒歩10分)
営業時間:8:45〜17:00(目安)
料金:一般440円(子供390円)
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用(有料)
※詳しい情報はホームページでご確認ください。