長良川鵜飼観覧船では、長良川で行われる古典漁法「鵜飼」を鑑賞することができます。

篝火を川面に映し、伝統衣装を身にまとった鵜匠が鵜をあやつり、魚を捕える優美で幻想的な光景を観覧船から見ることができます。

鵜飼には1300年の歴史があり、その歴史の中で様々な著名人に親しまれてきました。

もともと「鵜匠」という地位は、織田信長が鵜飼に与えたもので手厚く保護されていたと言われています。

また鵜飼を見物した松尾芭蕉は、「おもうしろうて　やがてかなしき　鵜舟かな」という句も残しています。

近年では、喜劇王として知られるチャールズ・チャップリンも鵜飼を見て絶賛し、2度も訪れたとされています。

長良川の鵜飼観覧船にはバリアフリーに対応した船や掘りごたつ式の船など様々な仕様の船があります。

料理を食べながら鵜飼を楽しみたいと言う人には、カニ鍋などが食べられる風流屋形船がお勧めです。鵜を自在に操り、鮎を捕る鵜匠の姿をぜひ間近でご覧ください。

■ 基本情報
名称：長良川鵜飼観覧船
住所：岐阜県岐阜市湊町１-２
最寄駅：JR岐阜駅（バス15分）
観覧時間：19:30〜20:00頃
料金：大人3,500円／子供1,800円
定休日：観覧期間中はなし
駐車場：周辺の駐車場を利用

■ 備考
観覧船の営業は「5月中旬～10月中旬」に限られます。詳しい情報はホームページでご確認ください。