古虎渓は、多治見市を流れる土佐川に沿うようにして続く渓谷で、変わった岩が連なることでも知られています。

渓谷の東岸にある古虎渓公園は、桜の名所で、春には400本の桜が美しく咲きます。また、秋には紅葉が美しく、一年を通して多くの観光客が訪れることでも有名です。

渓谷内にある大正15年に建設された鉄骨アーチ橋、「天ケ橋」も注目のスポットです。

周辺には、昭和５年に建設された中世ヨーロッパを思わせるような荘厳な雰囲気のカトリック多治見神言修道院があります。お土産として、敷地内で作られた修道院ワインなどの販売も行われており、毎年１１月には「ワインフェスタ」も開催しています。

1313年に創建された虎渓山永保寺（こけいざんえいほうじ）は臨済宗の寺院で、鎌倉末期に建てられた「観音堂」と「開山堂」が見どころです。そのほか境内には、国宝でもある池泉回遊式庭園などもありますので、古虎渓と併せてぜひご覧ください。

■ 基本情報
名称：古虎渓
住所：岐阜県多治見市諏訪町
最寄駅：JR古虎渓駅（徒歩10分）
営業時間：なし（いつでも散策可）
料金：無料
定休日：なし
駐車場：周辺の駐車場を利用

※詳しい情報はホームページでご確認ください。