奥飛騨温泉郷は、岐阜県にある「平湯温泉」「福地温泉」「新平湯温泉」「栃尾温泉」「新穂高温泉」の５つを総称して呼ばれています。
その中でも特に歴史があるのは平湯温泉で、武田信玄が登場する老猿伝説も残されています。山里にある素朴な福地温泉は、平安時代に村上天皇が療養したことから「天皇泉」とも呼ばれています。
江戸時代の念仏僧「円空」が滞在したことでも知られるのが、新平湯温泉で滞在中に造ったとされる数多くの円空仏を見ることができます。また栃尾温泉は、トチの木が多く生えていたことから名付けられ、庶民に広く親しまれていた温泉でもあります。
北アルプスの麓にある新穂高温泉にはお洒落なペンションなどが立ち並び、近代のリゾート地を思わせるような場所として人気です。
北アルプスに囲まれた奥飛騨温泉郷からは、毎分44,000リットルを超える豊富な温泉が湧き出ており、観光客だけでなく、登山家やスキーヤーなど季節に合わせて訪れる客も癒しています。

■ 基本情報
名称：奥飛騨温泉郷
住所：岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂710-9
最寄駅：JR高山本線 高山駅（バス90分）
営業時間：なし（各温泉とも散策自由）
料金：無料
定休日：なし
駐車場：各温泉街の駐車場を利用（有料）

■ 備考
上記の住所では「奥飛騨温泉郷観光案内所」を案内しています。各温泉街については、ホームページでご確認ください。