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源氏の栄枯盛衰を見つめてきた寺社
修禅寺
静岡県伊豆市
閲覧数:25回
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修禅寺は807年に空海によって創建したと言われており、夏目漱石の「修善寺の大患」、岡本綺堂の「修善寺物語」などにも登場する有名な寺です。
建設当初は「桂谷山寺」と呼ばれていましたが、鎌倉初期には現在の修禅寺という名前が定着したと言われています。
近隣には、修禅寺温泉街が広がっており、この温泉街の名前の由来となりました。
鎌倉幕府を開いた源頼朝の息子であり、鎌倉幕府2代将軍の源頼家が幽閉された寺でもあります。
そのため境内の宝物殿には、源頼家肖像画などゆかりの品が展示されています。また源頼家の晩年を描いた「修善寺物語」に登場する仮面も見ることができます。
その他、境内には1210年に天台宗の僧「実慶」が造ったとされる木造大日如来坐像があり、国の重要文化財に指定されています。
貴族が権勢を振るった平安時代から武家が政治を握る鎌倉時代へ。時代の移り変わりと源氏の栄枯盛衰を見つめてきた寺社と言えます。
■ 基本情報
名称:修禅寺
住所:静岡県伊豆市修善寺964
最寄駅:伊豆箱根鉄道 修善寺駅(バス10分)
営業時間:なし(いつでも散策可)
料金:無料
定休日:なし
駐車場:なし(周辺の駐車場を利用)
※詳しい情報はホームページでご確認ください。