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伊勢路に実在した妻入の木造建築街
おかげ横丁
三重県伊勢市
閲覧数:80回
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江戸時代末期から明治初期の伊勢の街並みを再現したのが、「おかげ横丁」です。
江戸時代、伊勢神宮の庶民の憧れとして大いに栄え、年間400万人もの参拝客を受け入れていました。しかし、高度経済成長期から1970年にかけ、その参拝客数は20万人へと激減します。
当時、伊勢名物である赤福餅の販売していた濱田益嗣は衰退の現状を憂慮し、その打開策として「小さな町」を作りました。
伊勢路に実在した妻入の木造建築物を細部まで再現し、「世古」と呼ばれる伊勢らしい路地を作り上げ、その町を「おかげ横丁」と名付けます。
おかげ横丁には風情ある建物だけでなく、地ビールや伊勢うどんなどを楽しめる飲食店も多く軒を連ねています。また赤福餅、伊賀組紐、伊勢しょうゆを購入できる物販店などもあり、お土産も求める観光客でも賑わっています。
横丁の一角には日本に古くから伝わる歴史を学べる「おかげ座」もあり人気スポットとなっています。また、桜の花を使った草木染めやミニ太鼓を作ることができる体験講座も開催されています。
創設者、濱田の意向により観光客との交流を大切にする暖かな商い通りでもあります。
■ 基本情報
名称:おかげ横丁
住所:三重県伊勢市宇治中之切町52
最寄駅:近鉄 宇治山田駅(バス20分)
営業時間:9:30〜17:30(季節により変動)
料金:無料(散策自由)
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用可(有料)
※詳しい情報はホームページでご確認ください。