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神が宿る信仰の場所
夫婦岩
三重県伊勢市
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大小の岩が立ち並ぶ姿を一般的に夫婦岩と呼びますが、その中でも三重県伊勢市にある夫婦岩は古くから霊験あらたかな場所として知られています。
この二つの岩はかつて、「天照大神」と「興玉神石」を拝むための鳥居の役目を果たしていました。そのため大きい男岩は「立石」、小さな女岩は「根尻岩」と呼ばれていました。
しかし、江戸時代の中期になるとこの男岩と女岩を一組の「夫婦岩」と呼ぶようになりました。
江戸時代の浮世絵師である歌川国貞が、夫婦岩の間から日が昇る様子を描いた『二見浦 曙の図』は、神が宿る信仰の場所として夫婦岩を表しています。
現在も「夫婦円満」「家内安全」「海上保安」「大漁追福」の象徴とされており、大注連縄が飾られています。
貴重な現象として知られるのが岩間のご来光です。二つの岩間から朝日が上がるのは、一年でも4ヶ月の期間とされています。特に夏至前後の2週間は多くの観光客だけでなく、プロのカメラマンも多く訪れることで知られています。
■ 基本情報
名称:夫婦岩
住所:三重県伊勢市二見町江575 地図
最寄駅:JR参宮線 二見浦駅(徒歩15分)
営業時間:いつでも見物可
料金:無料
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用(有料)
※詳しい情報はホームページでご確認ください。