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地球の丸さを体感できる灯台
大王埼灯台
三重県 志摩市
閲覧数:18回
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遠州灘と熊野灘の荒波を二つに分けるように突き出した大王埼は、海難事故や座礁が頻繁に起こる海の難所でした。
「伊勢の神崎、国崎の鎧、波切大王なけりゃよい」と昔から船頭たちに唄われている程でした。そのため、早くから灯台の建設が望まれていた場所でもあり、昭和2年に「大王埼灯台」が初点灯した際は、多くの喝采を得ました。
大王埼一帯は伊勢志摩国立公園に指定されており、灯台からはリアス式海岸の美しい海岸線や歴史ある街並みを見下ろすことができます。
天気が良い日には遠くの島々までみわたすことができ、地球の丸さを体感できる灯台としても知られています。
関東大震災後、復旧した大王埼灯台は、当時としては斬新なデザインとして注目されており、小津安二郎監督の映画「浮草」などのロケ地にもなりました。
高さ約20メートルの白亜の灯台は、全国で14基ある参観灯台の1つにも指定されており、内部を気軽に見学することができます。
■ 基本情報
名称:大王埼灯台
住所:三重県志摩市大王町波切54
最寄駅:近鉄 鵜方駅(バス20分)
営業時間:9:00〜16:00
入場料金:300円(小学生以下 無料)
定休日:なし
駐車場:なし(周辺の駐車場を利用)
※詳しい情報はホームページでご確認ください。