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天台宗の総本山 日本仏教の原点
比叡山延暦寺
滋賀県大津市
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天台宗の総本山であり、日本仏教の原点として語り継がれている比叡山。今から約1200年前の平安時代初期に、伝教大師「最澄」によって開かれました。
薬師如来を本尊とする現在の総本堂が建てられ、日本を治める上で重要な寺として「延暦」の寺号が与えられます。その後、国家的な人材育成の場として広まり、法然や親鸞、日蓮など数々の名僧を輩出しました。
最盛期には三千にも及ぶ寺院があったとも伝えられている比叡山延暦寺。しかし、浅井・朝倉両軍をかくまったことなどが発端となり、1571年、織田信長によって焼き討ちに遭い、それにより寺社堂塔のほぼ全てを消失しました。
しかし、その後復興し、現在では約200余りの堂塔が点在しています。国宝や重文も多く所蔵し、1994年には世界文化遺産に登録されました。
お堂への拝観はもちろん、周辺の自然散策や史跡探訪なども楽しめる観光スポットとして、多くの人々に親しまれています。