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長い歴史に培われた風格と風情
石山寺
滋賀県大津市
閲覧数:64回
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滋賀県最古の木造建築物を本堂に持つのが石山寺です。西国三十三所観音霊場の第13番札所でもあります。
歴史は大変古く、奈良時代、聖武天皇の発願により、華厳宗の僧「良弁」によって開かれました。
広大な境内には、石山という名前の由来になった天然記念物「硅灰石(けいかいせき)」がそびえています。
重要文化財である本尊の如意輪観音像を安置する本堂や、源頼朝が寄進したと伝えられる日本最古の多宝塔は国宝に指定されています。
また桃山時代に再建された入母屋造の東大門は、当時の寺院建築をいまに伝える貴重な建物として注目されています。
国宝や重要文化財に指定されているのは建物だけでなく、経典や聖教類、仏像に絵巻など、様々な分野にわたります。
平安時代、紫式部が『源氏物語』の構想を練ったとも言われる石山寺には、彼女が実際に執筆していたとされる「源氏の間」と呼ばれる部屋もあります。長い歴史に培われた風情を感じられる寺院といえます。
■ 基本情報
名称:石山寺
住所:滋賀県大津市石山寺1-1-1
最寄駅:京阪石山坂本線 石山寺駅(徒歩10分)
営業時間:8:00〜16:30
拝観料:600円(子供250円)
定休日:なし
駐車場:なし(近隣の駐車場を利用)
※詳しい情報はホームページでご確認ください。