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日本書紀にも登場する花の百名山
伊吹山
滋賀県 米原市
閲覧数:22回
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伊吹山は滋賀県と岐阜県の県境にある標高1,377mの山で、日本百名山や花の百名山に選ばれています。
伊吹山の歴史は大変古く、数々な逸話にも深く関わっています。その逸話は約2千年ほど前に著された日本書紀の中にも登場します。
荒神を退治しに伊吹山に登ったヤマトタケルノミコトは、白い大きな猪を「伊吹の荒神の使い」と勘違いし怒らせてしまいます。
命からがら下山したヤマトタケルノミコトは、伊吹山のふもとに湧き出る清水でようやく正気を取り戻したと言われています。
この清水は現在の関ケ原町に存在し、その場所を辿って鍾乳洞も発見されています。 また、かの松尾芭蕉も「奥の細道」の中で、伊吹山の美しさを称えこんな句を残しています。
「そのままよ 月もたのまし 伊吹山」
伊吹山は月の力を借りなくても、そのままの姿で十分に美しい…という素直な賛美が、その短い言葉に込められています。
■ 基本情報
名称:伊吹山
住所:滋賀県米原市上野、他
最寄駅:JR近江長岡駅(徒歩すぐ)
営業時間:なし(散策自由)
料金:無料
定休日:なし(冬季は道路閉鎖あり)
駐車場:周辺の駐車場を利用可
■ 留意点
冬季期間(11月末〜4月中旬)は、積雪のため、道路が閉鎖されます。詳しい情報はホームページでご確認ください。