信楽の特産品と言えば、あどけない表情がなんとも愛らしいタヌキの置物です。信楽陶芸村にはタヌキの置物を始め、窯元ならではの信楽焼きの商品が数多く揃っています。

窯元のことを窯屋と呼んでいた明治時代、信楽では火鉢や茶壷などを作っていました。この地域にある「奥田忠左衛門窯」は、その時代から残る貴重な窯元です。

今では珍しい「のぼり窯」や大きな壷型の器を作る「タタラ小屋」など自由に見学することができます。

他にも、ろくろを回す陶芸や絵付け、タヌキ作りなど多くの体験教室があり、中には予約なしで参加できるものもあります。近年、陶芸など大人の趣味として見直されていることもあり、この陶芸村にも多くの若者が訪れています。

また明治時代、この窯元で作られた信楽焼の浄水器「百年のしずく」もこの場所を語る上で欠かせない存在です。

イギリスの有名なフィルターメーカーと共同で作った浄水器は機能もさることながら、その色合いや形の美しさでインテリアとしても十分に楽しめます。

■ 基本情報
名称：信楽陶芸村
住所：滋賀県甲賀市信楽町長野1131
最寄駅：信楽高原鐵道 信楽駅（徒歩10分）
営業時間：9:00〜17:30
料金：（下記の通り）
定休日：なし（不定休あり）
駐車場：施設の駐車場を利用可

■ 体験料金
絵付け体験　 ：880円〜
置物づくり　 ：2,200円〜
手びねり体験 ：1,650円〜

※詳しい情報はホームページでご確認ください。