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天下人と深い交わりを持った寺院
芦浦観音寺
滋賀県 草津市
閲覧数:17回
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天台宗の寺院である芦浦観音寺は、1408年に歓雅によって再興されたと伝えられています。
歴代住職のうち「芦浦観音寺三傑僧」と呼ばれた八世賢珍(けんちん)、九世詮舜(せんしゅん)、十世朝賢(ちょうけん)らは、それぞれ織田信長、豊臣秀吉、徳川家康といった時の天下人と深い交わりを持っていたと言われています。
そのうち九世詮舜は、秀吉より琵琶湖の交通を管理する船奉行に任命されるなど、秀吉の参謀としても重用されました。
芦浦観音寺は周囲を堀で囲まれ、内部に石垣や土塁を築かれるなど、一見して戦国時代の城郭を思い起こさせます。
近年の調査で、芦浦観音寺は政治的に力をつけていく安土桃山時代後半から江戸時代にかけて、大規模に整備されたのではないか、とも考えられています。
■ 基本情報
名称:芦浦観音寺
住所:滋賀県草津市芦浦町363-1
最寄駅:JR東海道本線 草津駅(バス15分)
営業時間:(要予約)
拝観料:400円
定休日:なし
駐車場:敷地内の駐車場を利用可
■ 備考
芦浦観音寺の拝観は予約制となっています。
※詳しい情報はホームページでご確認ください。