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琵琶湖のほとりに浮かぶ御堂
浮御堂(海門山満月寺)
滋賀県大津市
閲覧数:53回
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近江八景の1つ、「堅田の落雁」として親しまれているのが、この浮御堂(うきみどう)です。正式な寺の名前から「海門山満月寺 浮御堂」とも呼ばれています。
平安時代、天台宗の僧「恵心僧都」によって、湖上安全と衆生済度を祈り、満月寺が建立されました。
現在の建物は昭和12年に再建されたもので、その後、昭和57年の修繕作業を経て、昔の情緒的な佇まいを取り戻しました。
満月寺境内にある観音堂には、重要文化財である「聖観音座像」が安置されています。
また浮御堂の山門にあるのが、明治期の俳人「阿波野青畝」の詠んだ句碑です。「五月雨の、雨垂ばかり、浮御堂」。この俳句では五月雨によってしとどに濡れる浮御堂の荘厳な姿が表現されています。
琵琶湖のほとりに浮かぶ御堂の佇まいは、松尾芭蕉をはじめ多くの文化人にも愛されてきました。
■ 基本情報
名称:浮御堂(海門山満月寺)
住所:滋賀県大津市本堅田1-16-18
最寄駅:JR湖西線 堅田駅(バス6分)
営業時間:8:00〜17:00
拝観料:300円
定休日:なし
駐車場:敷地内の駐車場を利用可
※詳しい情報はホームページでご確認ください。