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徳川幕府における京都の拠点
二条城
京都府京都市
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関が原の戦いで勝利を収め、天下統一を果たした徳川家康は、京に上ったときの宿所を二条に定めました。それが徳川幕府における京都の拠点となった二条城の始まりです。
慶長8年(1603年)に建設されたこの平城は、家康と豊臣秀頼との会見場所となった他、三代家光のときには敷地も拡大され、大整備が行われました。
その後、落雷や大火で建物の一部を消失してしまいましたが、幕末の慶応3年(1867年)には、15代将軍慶喜がここの大広間で大政奉還を行ったという歴史的舞台でもあります。
現在の御殿は、旧桂宮御殿の一部を移した重要文化財の本丸と、絢爛豪華な欄間彫刻が城内を彩る国宝・二之丸御殿で成り立っています。
特に、二の丸御殿では天才絵師「狩野探幽」作と言われる襖絵が圧倒的な存在感を放ちます。一方、池泉式回遊庭園として作られた二之丸庭園は大政奉還後に数回の改修を加え、特別名勝に指定されています。
■ 基本情報
名称:二条城
住所:京都府京都市中京区
二条通堀川西入二条城町541
最寄駅:京都市営地下鉄 二条城前駅(徒歩10分)
営業時間:8:45〜17:00
入城料:大人800円(子供400円)
定休日:年末年始
駐車場:なし(周辺の駐車場を利用)
※詳しい情報はホームページでご確認ください。