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王朝時代を偲ばせる雅な御殿
京都御所
京都府京都市
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京都御所は京都市街地のほぼ中央に位置し、現在は公園として整備されている京都御苑の中央部にあります。
明治維新までは皇居として使用されていた御所ですが、現在のものは江戸末期の1855年に再建されたものです。
東西に約250m、南北に約450mの築地堀に囲まれた広い敷地には、王朝時代を偲ばせる雅な御殿が建ち並びます。東西南北に6門と歴代天皇が即位した紫宸殿、また北側には皇后宮常御殿などがあります。
その他にも、清涼殿、小御所、御学問所、御常御殿など、平安時代以降の建築様式の移り変わりを感じることができます。
かつて、御所の周囲には公家や皇族の邸宅が集まって公家町を作っていましたが、明治維新後の東京遷都に伴い、御苑一帯は公園として整備されていきます。
苑内には約5万本の樹木が植えられ、観光客や京都市民の憩の場として親しまれています。