寺田屋は伏見の船宿で、明治維新の立役者である坂本竜馬ゆかりの場所でもあります。

1862年、薩摩藩主同士の闘争事件である「寺田屋騒動」の際に付けられた刀傷や弾痕がいまも残り、当時の面影を生々しく伝えています。

坂本竜馬の妻「おりょう」が駆け上がったとされる階段は、竜馬が襲われた際、おりょうが機転を利かせて彼を救った様子を知る貴重な場所でもあります。当時の様子を伝える写真展示などもあり、歴史に触れることのできる見どころです。

寺田屋ですが、1868年の鳥羽伏見の戦いで焼失し、現在の建物はその後再建されたものとなっています。実はこの寺田屋は、現在でも素泊まりで宿泊することができます。

幕末の歴史に思いを馳せながら一晩を過ごし、翌日にのんびりと京都観光をお楽しむのも良いかもしれません。

■ 基本情報
名称：寺田屋
住所：京都府京都市伏見区南浜町263
最寄駅：京阪中書島駅（徒歩5分）
営業時間：10:00〜16:00
料金：（下記の通り）
定休日：毎週月曜日、不定休あり
駐車場：施設の駐車場あり

■ 見学料
大人：400円
中学生〜大学生：300円
小学生：200円
※詳しい情報はホームページでご確認ください。