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極楽浄土の世界を表した寺院と庭園
三千院(三千院庭園)
京都府京都市
閲覧数:20回
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三千院の起源は788年。由来をたどれば、最澄が比叡山延暦寺に小堂を建てた時代まで遡ります。
平安時代末期に門跡寺院となり、鎌倉時代に京都市中に移転しましたが、応仁の乱の後、現在の場所に落ち着きました。
建立されてからは、上流階級の人々や仏教修行者がひっそりと修行に訪れるようになり、この大原一帯も隠棲の地として知られるようになります。
その後、青蓮院や妙法院とともに、天台宗の三門跡寺院に数えられるようになりました。
三千院の見所は、江戸時代の茶人である金森宗和が作った有清園(ゆうせいえん)、聚碧園(しゅうへきえん)と呼ばれる二つの庭園です。
大海原のような苔が覆う中、大きく成長した杉が立ち並ぶ有清園。その一角に極楽浄土の世界を表した本堂の往生極楽院がひっそりと建っています。
また、豊臣秀吉が建てたと伝えられる、客殿から鑑賞する聚碧園の優雅な美しさもしばし時を忘れさせてくれる眺めです。
■ 基本情報
名称:三千院(三千院庭園)
住所:京都府京都市左京区大原来迎院町540
最寄駅:JR京都駅(バス65分)
営業時間:8:30〜17:30
拝観料:700円(学生400円)
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用
※詳しい情報はホームページでご確認ください。