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来客の心を捕らえる庭園の自然美
宝泉院
京都府 京都市
閲覧数:18回
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大原三千院の近くに、勝林院の住職の坊として建てられたのが宝泉院です。座敷も非常につつましく、華美な調度品もありません。しかし、その庭園の自然美は訪れる人の心を捕らえて離しません。
玄関の門を入るとまず圧倒されるのが五葉松です。樹齢700年とも言われ、玄関から見ると家屋が隠れてしまう程の大きさです。迫力ある幹の節くれだった曲がり方には、わびの美を感じさせます。
それらの松と、京都でも指折りの美しさと称される竹林、手前にたたずむ梅。この松竹梅の景観は、座敷の上下の鴨居と柱に囲まれ、1つの絵画のような姿を見せてくれます。景観を囲む柱を額縁に見立てて鑑賞することから「額縁庭園」とも呼ばれています。
また、空気の流れを計算し尽くした書院、伏見城の鳥羽元忠自刃跡から移した床板をはめた血天井、声明に使う清妙な音を奏でる石「サヌカイト」など、庭の眺め以外にも多くの楽しみ方がある、有名スポットです。
■ 基本情報
名称:宝泉院
住所:京都府京都市左京区大原勝林院町187
最寄駅:JR京都駅(バス60分)
営業時間:9:00〜17:00
拝観料:一般 800円(子供700円)
定休日:毎年年始
駐車場:なし(周辺の駐車場を利用)
※詳しい情報はホームページでご確認ください。