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古くから庶民に親しまれてきた名勝
仁和寺
京都府 京都市
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仁和寺といえば、まず思い出されるのが「御室桜」です。京都で一番遅く咲くことで知られる背の低い桜が、京都の春の最後を飾ります。
江戸時代の頃から庶民に親しまれてきた名勝で、たくさんの和歌に詠まれてきました。毎年春になると、御室桜を中心に金堂前のソメイヨシノや鐘楼前のしだれ桜など、満開の桜が華やかに境内を彩ります。
仁和寺の歴史をひも解くと、宇多天皇が光孝天皇を弔うために、888年に建てたことが分かっています。その後、宇多天皇が出家し、皇室の住居となる御室を営んだため「御室御所」とも呼ばれるようになりました。
重要文化財である朱塗りの「仁王門」は、珍しく道路に面している、京都三大門の一つです。一歩足を踏み入れると、そこには広大な敷地が広がります。
優雅な佇まいの「金堂」は桃山時代に御所に造られた「紫宸殿」を江戸前期に移したもので、国宝に指定されています。また、重要文化財の五重塔や観音堂を望むことができます。
この仁和寺ですが、明治2年までは天皇家の子孫が代々、住職を務める門跡寺院として扱われていました。
■ 基本情報
名称:仁和寺
住所:京都府京都市右京区御室大内33
最寄駅:嵐電 御室仁和寺駅(徒歩3分)
営業時間:9:00〜17:00
料金:(下記の通り)
定休日:なし
駐車場:敷地内の駐車場を利用可
■ 拝観料
御所庭園 :800円
霊宝館 :500円
伽藍特別入山:500円(御室桜開花期間)
※詳しい情報はホームページでご確認ください。