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12万坪の広大な境内と荘厳な建造物
妙心寺
京都府 京都市
閲覧数:26回
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花園地区。双ヶ丘(ならびがおか)に広大な敷地を誇る妙心寺があります。
臨済宗妙心寺派の大本山で、花園法皇が離宮を禅寺に改めたのが始まりとされています。12万坪もの広大な境内に、重要文化財の勅使門・三門・仏殿・法堂・大方丈が一直線に並んでいる様子は壮観です。
周囲には木立の他に、46もの寺が建ち並びます。このうち退蔵院、大心院、桂春院、東林院の四院のみが一般に公開されています。
境内の建物ですが、当時、応仁の乱などの戦火で破壊されてしまったため、江戸時代に再建されたものが多くなっています。
法堂の天井には、狩野探幽の傑作「雲龍図」があり、堂内には国宝の梵鐘も安置されています。美しい音色から「黄鐘調(おうじきちょう)の鐘」と呼ばれる名鐘です。
三門の東に建つ浴室は、明智光秀の叔父が、光秀を弔うために建てたと伝わる通称「明智風呂」と伝えられています。
かつては、風呂を沸かした合図の鐘が、春日局(かすがのつぼね)によって建てられていましたが、こちらも後の戦火で消失してしまいました。
1629年、妙心寺の僧たちが紫衣の取り上げを命じた江戸幕府に抗議したという「紫衣事件」が広く知られています。
■ 基本情報
名称:妙心寺
住所:京都府京都市右京区花園妙心寺町1
最寄駅:JR山陰本線 花園駅(徒歩5分)
営業時間:9:00〜16:00
料金:境内散策無料(法堂拝観:700円)
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用可
■ 参考情報
妙心寺では、9時から20分ごとにガイド案内を実施しています。詳しい情報はホームページでご確認ください。