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京都五山 禅宗最高位の寺

南禅寺

京都府 京都市
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岡崎公園の南側、仁王門通りを東へ歩き、疎水を渡ると南禅寺の参道が見えてきます。

南禅寺は1264年、亀山天皇がここに離宮を造ったのが始まりとされています。その30年後、天皇は法皇となり、この離宮を寺に改めました。

のちに南禅寺は京都を代表する「京都五山」の一つとなり、禅宗で最高位の寺となりましたが、応仁の乱で伽藍を完全に焼失してしまいます。現在の寺院は戦国時代が終わり復興されたものです。

境内は見どころが多く、特に注目されるのが高さ22mの三門です。歌舞伎の中で石川五右衛門が楼上から「絶景かな」と見得を切るシーンで有名になった門です。

境内の一番奥にある大方丈は、桃山時代の建築技術の粋を集めた寝殿造りです。優雅な建物の内部は、狩野永徳など狩野派の襖絵で飾られ、小堀遠州作と伝えられる枯山水の庭は白砂に6つの石を組んだ姿から「虎の子渡し」と呼ばれています。大方丈に続く小方丈「虎の間」の襖に描かれた狩野探幽の「水呑の虎」も傑作の一つです。

南禅寺から北に歩いて行くと、紅葉の名所として知られる永観堂があり、京都でも随一の紅葉が見られるとあって毎年多くの観光客で賑わっています。


■ 基本情報
名称:南禅寺
住所:京都府京都市左京区南禅寺福地町
最寄駅:京都市営地下鉄 蹴上駅(徒歩10分)
営業時間:8:40〜16:30
料金:(下記の通り)
定休日:毎年年末(数日間のみ)
駐車場:敷地内の駐車場を利用可(有料)

■ 拝観料
三門   :600円(子供400円)
方丈庭園 :600円(子供400円)
南禅院庭園:400円(子供250円)

※詳しい情報はホームページでご確認ください。

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