祇園地区の南北に延びるメインストリートが花見小路です。

祇園のほぼ中央を横断しているこの通りは北は三条通り、南は安井北門通りまで続く全長約1kmの小路街です。

また、四条通りを境に、北と南で町の雰囲気がガラリと変わるのも特徴です。北側はスナックやクラブなどが入居するビルが建ち並び、南側は格子造りの茶屋や料理屋が軒を連ねています。

古い町並みの景観に心が和む花見小路の南エリア。しかし、その歴史は新しく、明治に入るまで建仁寺が所有する地区とされていました。

その後、明治7年に「祇園甲部組合」が土地を買い上げ、本格的な花街として整備を進めていきます。今では格子の景観が美しい界隈に成長し、外国人観光客に注目されるスポットとなりました。

花見小路の中でも有名なのが、 四条通りの南東角にある「一力茶屋」です。その一帯を進むと、両側にお茶屋や料理屋などの町屋が並び、いかにも京都らしい風情を味わうことができます。

■ 基本情報
名称：花見小路
住所：京都府京都市東山区四条通花見小路
最寄駅：京阪 祇園四条駅（徒歩4分）
営業時間：なし（いつでも散策可）
料金：散策無料
定休日：なし
駐車場：周辺の駐車場を利用（有料）

※詳しい情報はホームページでご確認ください。