北野地区は、神戸の海を見下ろす坂の町として知られています。神戸開港に伴い、明治20年代には外国人居住地として発展しました。

第二次世界大戦の頃には、北野・山手通界隈に約200棟もの異人館や和風建築が建ち並び、独特の町並みが形成されました。

街の至るところに、お洒落なブティックやレストラン、カフェや土産物屋などが点在した、神戸でも人気の観光スポットです。

異人館街が誕生した背景には、神戸開港後の外国人居留地の用地不足がありました。この北野地区の活用が本格化したのは、70年代以降のことになります。

見晴らしの良い高台に異人館が集まり、明治時代から昭和初期にかけては、200棟が建てられています。

これらの建物はベランダ、ペンキ塗りの外壁、張り出し窓、赤レンガ化粧の煙突などが付いており、特徴な外観になっています。

北野地区を訪れたら、色々な国の料理を食べ歩けるのも楽しみの一つです。神戸には三十ヵ国もの異国料理店がありますが、特にこの界隈には中国やフランス、イタリア、インドなどの料理店が多いのも特徴です。ぜひ街一帯を散策してみましょう。

■ 基本情報
名称：北野異人館街
住所：兵庫県神戸市中央区北野町
最寄駅：JR三宮駅（徒歩15分）
営業時間：9:00〜18:00
料金：なし（散策自由）
定休日：なし
駐車場：周辺の駐車場を利用可（有料）

■ 主なスポット
・風見鶏の館
・萌黄の館
・ラインの館、他
※詳しい情報はホームページでご確認ください。